8/30 夕刻 運命的な出会い〜『覚悟を決めた日』

自分に取って、とても大事な日となりました。
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今、ちょうど『ハリーポッター死の秘宝(下巻)』10年以上に渡るシリーズ最終巻の中盤、全ての謎が解き明かされていく架橋を迎えているところを読んでいる。

そんな折、初めての外出許可から戻ってくると、担当医の先生から、入院してから色んな検査を受けていたデータが揃ったから説明をしたいとのことで、今後の判断や治療方針の告知を受けた。

その診断が何とも想像だにしていないものだった!



糖尿病には1型と2型があり、大概の方は十中八九、暴飲暴食じゃないけれど普段の食生活やら生活習慣の乱れが祟り、体の対処が破綻をきたし、高血糖になりと、糖尿病になってしまう「2型」である。
錠剤薬やインシュリンの投与と平行して食事のコントロール、適度な運動で徐々に回復も望め、うまく血糖値もコントロール出来る様に努力さえすれば、薬の投与もなく生活することさえ見込める生活習慣病なのである。
YUPAもこの4ヶ月、家族を巻き込み、その回復をめざして栄養指導を受け、薬との併用でカロリーコントロールの制限食生活をそれなりに頑張って来たつもりである。ところが数値は改善するどころか悪くなる一方で体重も劇減、24kgも痩せてしまって『いつ倒れて救急車で運ばれてもおかしくない、普通に歩いているのがむしろ不思議。即、入院しないとまずいです!』と体も限界になるまで追い込んでしまい、今、入院したわけである。

『食事コントロールって思っていたより難しい・・・とカミさん共々痛感した入院だったわけである。』

そして、その「2型」とは別に、突然発症してしまう「1型」があり、遺伝でもなく根本原因はわかっていないらしいのですが、風邪熱などを起こしたときに何かしらのウィルス感染などで発症してしまうとも言われ、それは生活習慣の原因でもなく突然発症してしまって自己代謝が出来なくなってしまう、機能が突然失われてしまうという、自分に責任の何らない不幸なケースがあるのだそう。赤ちゃんや若い層での発症が主なのだそうで、糖尿病患者の中でも100人中2〜3人てな、かなり稀なケースらしい。

それが、どうやらYUPAは、その「1型」で、ほぼ間違いないとの診断が出てしまいました。
この歳で発症!!となると、更にか〜なりレアなケース、主治医も今まで掛り付けの医者での治療経過データも判断して、もしや?7:3?的な予想もしていたらしいのですが、「まさか。」的な診断だそうである。
「1型」となると、どんなに頑張っても栄養指導・食事制限、ましてや通常の錠剤薬の投与では回復することはないのだそうで、必ずインシュリンの投与が不可欠、それは生きていく上では一生になってしまうのだそう。

この4ヶ月、なるべくして悪くなる一方だったわけである・・・・。

カミさんマリが努力してくれた食事に不備があったわけでもなく、YUPAの食事の摂り方も決して悪かったというわけではなかったのだ。回復していかない体調にお互いストレスを溜め、『難しいね。』と観念しかかったのも実はそうでは無かったのである・・・。
通常糖尿病にある甘いもの好き、お菓子などの間食やカップ麺の食事も多かったしと、今になって反省していた部分も多かったが、そこに原因があったという訳では無かったのだ。ビックリ!

ある意味、とてもショックな診断である。
主治医の先生も終始「大変申し訳ないが、真実を話さなければいけないので受け止めてほしい。」と残念ですが的説明を納得いくまで話してくれた。今までかかりつけていたどの先生よりも、受け答えもとても明瞭で的確な話をし、そして講義もするほど症状・対処に詳しく噛みくだいて説明してくれる先生なので、とても信頼している。もうこればかりは「運命的な出会い」と思ってもらうしかないですね。と。

「嫌だ。」とは言えないし、YUPAも「自分のことだから現実を受け止めて、一生付き合うしかないですね。」と覚悟を決めた返事をした。
逆に言えば、今までの不摂生原因ではないので「2型」に見られる脳梗塞や心筋症など2次合併症を起こす確率も少なく、極端な話、インシュリンに頼って例えば「今夜はガッツリ食べたいからインシュリンを多く射とう」的な割り切った考えも出来てしまうのだそう。もちろん、適切な食生活・規則正しい習慣は「1型」「2型」問わず変わらない基本だそうですが。割り切ってしまえば「2型」より、はるかに気が楽な「1型」とも言えるのだそう。
ただ、どんなに頑張っても自己代謝の回復はもう一生ないのである・・・。
生きていく上では、一生『インシュリン投与』に頼った生活をしいられることになるのである・・・。
そう思うと残酷な告知を突き付けられたわけである。

『毎食前に必ずインシュリン。』が一生ものになってしまいましたが、もう覚悟を決めて付き合うしかないですね・・・。
ロン、ハーマイオニー、助けてくれ!ダンブルドア先生ッ!(笑)
思いもよらぬ『レアアイテムGET!』である。
いやいや、この歳になってだから『スーパーレアアイテムGET!!』(爆)




晩になり、カミさんマリにも報告の電話を入れた。
わかってもらえるよう聞いた話を説明していた最中、自分では「性根を据えた。」つもりでいたけれど、マリに話して安堵したのか?どこか気持ちを張ってしまっていたのか?、フト何かが緩み、気がついたら話しながら涙が流れてしまいました・・・。

情けないねぇ・・・。
でも涙はひと流れだけ。

『覚悟を決めた日』となりました。
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Commented by majyo at 2011-09-06 14:38 x
初めて知りました。
職業がら勉強不足でした!
ウイルスによる膵臓の破壊!こんなことがあるんですね!
初期に風邪の症状があったんですか?
しかし現実を冷静に見据えて対処していこうというyupaさんの
覚悟は立派です。
毎日のインシュリン投与は大変ですが頑張ってくださいね。
人生何が起こるかわかりませんが、現実をしっかり受け止めることが大事と常々思っております。
奥様と協力して頑張ってくださいね。
糖尿病は仲良く付き合っていけばなんのハンディにもなりません。
何時もの活躍期待しています。
Commented by yupa_angle at 2011-09-11 13:54
>majyoさん
どもども。先生んも何か大きなカゼ熱とか?聞かれたんですが特に『アッ!』って心当たりはないんですよね・・。
まぁ、悪い宝くじに当たっちゃったようなもんです。
でももう、今迄改善されないストレスにも限界きていたんで、原因がわかり逆にスッキリしております。
by yupa_angle | 2011-08-30 17:00 | T1IDDM | Trackback | Comments(2)

狭山に引っ越しました。趣味ごとや日々感じるさまざまな徒然日記をつらつらと。


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