エンジンオイルの定期交換
2011年 02月 02日
最近は、オイル選びも難しくなって来ました。
と言うのも昨今レギュラー的にお店に並ぶオイルの粘度は5W-のエコフィール系が多くなってきており、確かにレスポンスがイイのでよくチョイスしておりましたが、どうも老朽化してきたエンジンには、シール劣化のにじみ漏れが出始めてきております・・・。にじみには低粘度系はキツイみたい・・。
オイルシールリカバー用の添加剤も入れたりしてみましたが、この手の添加剤ってやけにドロドロ粘質系なのも多く、異常に燃費も悪くなる、回りも今ひとつ。
なので、本来標準の10W-系を好んで交換するようになっているのですが、前記のように5W-系が多く今や10W-系ってあまり選べないんですよねぇ・・・。
年3回ペースで定期的にオイル交換をする派としては、手頃な10W-系が少ないのは何とも悩ましいこの頃です。
なので、ありきたりのOILで面白みがないのですが、カストロール。
Castrol GTX DC-TURBO 10W-30
KURE OVER50,000km添加剤
116,375km時
そして、最近はKUREのOVER 50,000km添加剤をプラスしております。コレが案外効果があるっぽいです。
一時期8km/L代まで落ち込んだ燃費が、使用するようになってから、だいたい10km/L代に戻ってきております。
もちろんDIY交換ですが、オイルパンに付く栓ネジが容易に手が届く所に無いので、結局ジャッキUPして右前タイヤをハズし、ネジを開け交換をしています。車の下回りに潜り込めない以上、結局コレが一番速い交換ですね・・・。所用時間は30分ほど。
簡易廃油BOXに古いOILを流し捨て、OILフィルターまで交換する時はチャンと洗浄用OILを使いますが、通常はストックしているOILで軽く流し回して再び捨てます。古いOILが抜け切ったら栓ネジを締めて、タイヤを付けジャッキを降ろしたら、新しいOILを入れます。
頃合いを見ながら、オイル量をチェックするのですが、近年の車の点検棒はわかりにくいですねぇ・・。
綺麗に拭いて入れ直しても、オイルの付き具合がよくわかりません・・。皆さんそう思ったことはありませんか??昔の車は目盛りみたいに細かくスジが入っていて分かったもんですが・・・・。この辺りも通常は業者まかせで、今や自分じゃ必要ないってコトなんでしょうかね?
でも、チョット前に教わった裏ワザを使うと、この点検棒で見事にわかる様になるんですよ。
それは棒を拭いたあと、蝋石で棒を擦ってやるだけ。なんです。
そうして計ると、蝋石がOILを軽くハジいてくれて、実際のOILが入っている所までがにじみ、どこまで入っているのかキレイに計れます。無論、微量の鑞石は燃焼してしまってOILにも影響ないとのことですし、教わってからは非常に便利に使っております。
このOIL量の計り方、太平洋戦争時潜水艦の整備をしていたという方から、こう計っていたものなのだと教わったやり方でして、帝国海軍ゆずりの計り方なんです。(笑)