フロントバンパー仕上げ磨き[500DIY]
2010年 11月 07日
DIYで改造したフロントバンパーまわり。その後雨の日も多く、缶スプレーを吹いたままでおりましたが、ようやくコンパウンドで磨き出しをしました。
市販の缶スプレーで塗ってしまったフロントバンパー。YUPAは普段プラモデル用のハンドピースに慣れてしまっているせいか、缶スプレーは非常に粒子が荒くて粘度が硬く使いづらい・・。もちろん車には厚く広く塗る必要があるので仕方がないのでしょうが、どうにもYUPAには「塗装は垂れる一歩手前が一番美しい。」とされる盛り塗りを缶スプレーでするには、相当遠まきに気の使った、ムダ吹きに近い丁寧な塗装吹きと、使用する缶の数が大量に必要になってしまうように思える・・。なのでYUPAは垂れる一歩前までは一気に盛らず、軽く吹いては乾かしを何度となく繰り返してムラが少なくなるような塗りだけにしている。当然、吹きっぱなしの状態では梨地のような肌ツヤで、今ひとつな輝きになってしまうが、よく乾かした後のコンパウンド仕上げで大体はリカバーできるのである。
その行程を、スプレー塗りをしてから3週間が経ち、ようやく行いました。
まずは2000番から3000番のサンドペーパーを使い、クリアー層を丁寧にペーパー掛け。
前記のようなやり方のYUPAテクでは、どうしてもこういった細かな梨地のスプレームラが出て来ます。やりすぎに気を付けながら丁寧に梨地をとっていきます。
そうしてマットなつや消し状態ながら平滑な面にしていきます。あとは粗目のコンパウンド、仕上げ細目のコンパウンドと、ひたすら磨き込んでいきます。
ちなみに、こちらが施行前の缶スプレー吹きっぱなしの状態。反射の映り込みもボンヤリしているのがわかるでしょうか?
そして、こちらが最終コンパウンドで磨き終えた状態です。
違いがわかるでしょうか?ようやくピカピカに映えることが出来ました。
吹きっぱなしの色がけっこう赤く見え、他部分のボディとの色差を感じておりましたが、磨き込んでツヤが出たら、だいぶ目立たなくなりました。
やっとボディとの一体感も出た感じがします。ヨシヨシ。