今年の花見?
2005年 04月 10日
靖国神社と言えば、戦争記物や政治的にもよく問われる神社ですが、ここの桜達、桜並木などと違って碁盤の目の様に木が植えられていて、一つ一つの木を見て行くと、海軍○○期とけん木されたものばかりなので、その時代背景的には複雑な思いもするのですが、また表情が違った桜があるところで私は好きです。また風も強かったせいで、桜の花びらが舞い降りスゴかったです。
併設されている遊就館には、みごとに復元された『ゼロ戦』も展示してあります。
ゼロ戦の実機は世界中にも結構存在していますが、ココのゼロ戦、世界でもトップクラスの保存機ではないかと思うほど状態がキレイに復元されています。
日本の戦闘機の中でもキレイにシェイプされデザインされているフォルムが真近に拝見でき、子供のころから続いているミリタリ飛行機フェチを満足させてくれます。
他、同館には戦記物主体の展示物がありますが、そんな中でも『刀』には見とれてしまいます。フォルムの美しさ、サヤなどの装飾の繊細さなどまさに芸術品で、当時の職人の匠さには感心してしまいます。こう書いてしまえば少々乱暴な見え方にも思えてしまうでしょうが、『武器、兵器』と言う見方を変えてひとたび『人の手が作り上げた産物』と言う目で見ると『ゼロ戦』にしろ『刀』にしろ、非常に美しいのです。