安藤忠雄建築展
2008年 12月 16日
仕事で六本木に出向いた際、取引先から近所で「安藤展」やってるから覗いてみない?と誘われ、
「オオッ知らんかったぁ・・。」
昼食後抜け出し、覗いて来ました。
安藤さんの建築模型を実際拝見できるのも楽しいもので、彼の模型表現も独特でした。
積層した地層などダンボールを積み重ねて表現してあったり、「光の教会」模型はコンクリートで精密に作ってあり、彼がサインする時にも描くようにシンボル的になっている壁十字架のスリットが、実際スポットライトを使ってどう光が室内に差し込むのか実験?できるような装置になっており、興味津々。
そして圧巻だったのが、彼の出世作原点と言われている「住吉の長屋」。なんと実寸で再現してありました。住吉の長屋は住宅なので、他の作品施設とは違って本来は観ることはできない建物。窓から中通路のオープンスペースに出たり、階段を登れたり、同様に外に再現されていたので、彼がアプローチしたかった狭い空間での光の差し込み具合など実際感覚で体験できたのは貴重なものでした。
安藤建築の魅力を感じ得た、見っけもんの展示会でございました。