ハウル
2004年 12月 13日
家族で、宮崎アニメの最新版『ハウルの動く城』を観て来た。
何よりビックリしたのは主人公役「ハウル」の声をやった「キムタク」の声だった。
まるでキムタクとイメージできないほどトーンを変え、キャラクターに馴染んだ声質になっていたのは
ただの呼び寄せ的に抜擢されたわけではないと言わんばかりで圧巻だった。
画的にも、ますます凝っていて、思わずSTOP画で確認したいシーンもいくつもあった。
ストーリーも『はたして子供に理解できるのか?』と思うほど、観て側にあれこれ考えさせられるストーリーになっていてまさに観た人によって理解が違って見えるのではないか?と、観た物同士では物議をかもしだされるようなファジーな展開だった。ンー、何回か観たい感じがした。(自爆)
音楽もジブリ映画毎度の久石譲で、相変わらずウマイ!!ワルツに乗る曲調はスッカリ頭に残り、その日のお風呂の中では、家族のみんなが鼻歌うたいながらで頭の中を巡っていた。
さすがである。
それと映画を観に行きたい要因にしてくれているわけがうちにはもう一つある。
最近はもっぱらシネコン形体の映画館ばかりであるが大泉学園にあるTジョイ・大泉は、映画製作大手「東映」のお膝元だけあって、力の入っているシネコンである。日本に10館ほどしかないというデジタル処理をほどこした形で上映してくれる。これがまたすこぶる見やすいのである。大スクリーンになると画面も気持ボヤケがち、ゴミっぽい影も出てしまう。観終るとスッカリ目が疲れてしまう。というのが映画の常だったが、このデジタル方式で鑑賞するとそれがまるでない。もう他の映画館には行く気がしないのです、お薦めの映画館です。