玄関前に欲しかった、簡易下駄箱。
場所をとらずになるべく薄く、靴をタテ入れするタイプが欲しかった。
そんな折、千葉の実家で古くて処分するって物が出てきて、その構造は使える!と思いパーツ取りのつもりで頂いてきた。
それが、置いたら思ったほかピッタリサイズ!
ただ、体裁がウチ好みでないので、取手を変え、色を変えとDIYカスタマイズするのが、今年のやる事のひとつ。
まずは少しでも奥行を稼ぎたいので飛び出ていたモール部をバッサリ切り落とし!
で1番イヤなのが、このありきたりな茶色のニス塗装。
週末、手をつけ始めました。
アンティーク調を目指して、サンドペーパーで剥がし、シンナーでシミを作り、金ブラシで擦り落とし、金尺で引っ掻きキズやハンマーで角を叩いてダメージを作ったり、石ころを転がし凸凹にしたりと、エイジング加工を施しました。
だいぶイイ感じに遣れたところで、私の編み出した墨入れをします。
薄めた墨汁を使い、全体を吹き上げ。 そうすると、深く削り込んだり、凹んだ穴に特に墨が染み込み、ダメージ加工に奥行が出てきます。
墨汁のイイ所は乾くと白っぽく、また日焼けが強いところ。素早く、日焼けさらされたような木の風合いが出しやすい。はたまたステインやニスを使うと腐りが出たような黒深い雰囲気になります。
墨入れはプラモデル制作では、メリハリを強調するのに、よく使う手法です。無論墨汁でないですが。
だいぶイイ感じになってきました!
そして下地の最後は、スモークブルーとグレーを使って殴り塗り。
この辺りは、もう勢いと感覚で塗りたくり。
塗ってはペーパーでやすって、表情を豊かにしていきます。
1番上の写真が、大体目指す表情です。
ココで今週は時間切れ。
取り敢えず玄関に戻しました。
もう少しペーパーでやすれば下地は完了します。
帰って来た息子が見て、「カッコイイ!」と。
確かに表情は豊かなんで以前より、ウチっぽくハマってる。w
でも、ココからが本塗りなんですよ。
使い込まれたオフホワイトに仕上げる予定です。
お楽しみに!