洗面所のリフォーム
2014年 07月 30日
洗面所の現状、風呂の給湯システムの漏電予防装置のコード類がハンパに巡らされ、また冬場の結露もひどい天井と壁上部あたりは、もうグズグズ傷みが目立っていたので、今年始めからボチボチとリフォーム、いじっておりました。
まずはブラブラとしたコード類が壁周りに張り巡らされており気に食わなく、床下への取り回しに移設。
壁周りをスッキリさせました。
北側天井にかかる部分は、結露続きで、水カビがひどく壁紙もグズグズな惨状・・・。
めくってみたら、、、
エエッ、ビックリです!
何故か天井面と壁面には隙間があり(ご近所知り合いの内装業をしていた方に聞くと、通常開いているわけがない、とのこと)
全く???な作り、鉄骨芯がサビ浮き、コンクリを破壊して割れ落ちておりました・・・。
信じられない昭和団地過渡期の作り・・・、素人目に見てもスゴイいい加減な施行ですな。
鉄骨が経年でサビるのは仕方ないですが、壁面との間にも隙間があるため、サビ膨張、結露水も溜まりグズグズ・・、と悪循環に劣化していたようです。
取りあえず対策として、劣化したコンクリモルタルに劣化防止浸透接着コートを塗ってボロボロになるのを抑え、サビた骨はサビ浮きを削り、サビ転換黒サビ止め化する液を塗ってサビ止めコーティング。
コンクリ全体にも劣化防止浸透接着コートを塗って、壁の隙間と朽ち落ちた天井を防水コンクリで補修、埋め込みました。
北側壁の壁紙全体も剥がしてみましたが、下方は特に傷みはないようです。
取りあえず、劣化防止浸透接着コートを塗って下地作り。
続いて、洗面台横の共有パイプの通る張り出し壁部分。
実はこの部分、ご近所さんに聞いても、水道管類を再配置した際に、更に大きく張り出したとのことで、全リフォームした所の様子など聞くと、かなり小さくなっていたりするとのこと。
うちの張り出しも水道管再配置などで壁の厚さや、面によって壁紙まで違ってしまっている(ココも何て いい加減ハンパなやっつけ作業なんでしょう・・・。)この部分を何とかしてみたいと、バラして見ました。
なんじゃコりゃ!再配置の水道パイプが(写真は上部が映っておりませんが)奥まっていたり手前に出て来ていたり・・・。
こちらもやっぱり意味不明にジグザグと水道管の再配置の仕方をしております・・・。
手前の再配置が無ければ、かなり奥まで張りを縮められるのですが、水道管を見直さないと、あんまり奥までは壁を縮められそうにありません。
洗面台も外してみました。
古い昭和TOTOの鏡面、今では、なかなかないコンパクトな台なので、狭いスペースには買い替えと言うよりこの台は使いたい感じ。
カミさんも参戦、鏡面裏の壁紙も剥がして行きました。
剥がして出て来た、代々の壁紙。
なんか使えるようだったら、コレもイイかもって思うようなレトロかわいい壁紙柄が出て来たり。
残念ながらボロボロですが。
今回の洗面リフォームの難題。
流用使用するのですが、台の高さが私たちにとって低過ぎな昭和の台。
下に袴をはかせて全体の高さを上げたい!と。
そのため中を通る配線や水道管類を履き替えさせる必要がありました。
まずは現状のパイプ周りを外そうとしたところ、メインの排水管が劣化で固く硬化しており緩みません。
潤滑剤を噴いたり、苦労して緩むか!と思ったら、パイプの劣化腐食した部分がネジ切れてしまうというトラブルに見舞われました。
外すことはできましたがパイプは粉砕。今までのパイプは使えなくなり、急遽新しいパイプを購入。
コチラも冬の結露が強い部分でしたので、結果オーライ、結露しにくいプラスチックのパイプに履き替えました。
台の再配管のメドも付いた所で、袴を履かせて棚上げです。
台のサイズの袴を作りました。コレで9cmほど高くなる予定。
無事、下に袴を回して、再配管。
バッチリ高い台に生まれ変わりました。ようやく今時の高さになり、かなり使いやすい高さに成りました!!
そして、洗面台左の共有パイプ部分は、張り出しを縮めるのは諦め、代わりに小物棚を仕込むことに。
収納の少ない洗面なので、こんなスペースを有効利用する価値は大きいです。
共有パイプも、棚壁おかしくない様、ペンキで化粧をしてしまいました。
一応、こだわりのエイジング塗装、使い込まれた風に、ペンキ塗りしてみました。
ホワイトを塗った後、部分にグレーを塗り、その上から再びホワイトでカバー。
一度サンドペーパーで荒削りして、再びホワイトで薄くオーパーペイント、仕上げにアイボリーをスポンジでムラムラに塗り、最終でサンドペーパーで角などを成らしヤスり仕上げてあります。
扉も付け、ただの出っ張り壁を機能棚に大変身!
周りの壁塗りが終わったら、どのように扉を仕上げるかも検討しようかなと。
さぁココまで、仕上げの前の下準備がほぼ終わりました。
あとは、下地シーリングを壁面に塗り、ベニヤ面にはアク防ぎのNGUベースを塗る。
北側モルタル面にはエコカラットパネルを貼り、他壁面には珪藻土を塗る予定です。